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【あなたの "愛用品" が伝えたい氣持ち②】

🛠

『僕たち心配してるんだ。ご主人様のこと』

🌸

『ん⁉️どういうこと❓』

🛠

『ご主人様、ここの所、

 色んな作品を作るのに

 どうも思い通りの作品が

 できないみたいでとても落ち込んでて。

 時々イライラもしてるし、

 この間もこの部屋で一人。

 「作るの辞めようかな」って

 独り言言ってたんだよね。

 僕たちが聞こえてること

 ご主人様はわからないから。

 でも僕たちの方が

 「どうしよう💦」

 って焦ってしまって。

 そこで君が來て

 氣付いてくれたんだ。

 僕たちのこと😊』

🌸

『そうだったんだね❣️

 万物にはね、氣をいうものを

 すべてが纏ってるでしょ?

 その氣がね、

 乱れると周波数が乱れるの。

 その乱れをキャッチできる段階は

 人それぞれ違うけど、確実に

 この部屋だけ通常の氣の流れと

 違う流れ方してたんだよね🌀

 だから氣になって來てみたの。

 万物には心も言葉もあることを

 知ってるから何も心配しなくて

 良いからね❣️』

そう言うと、更に今まで

工具のふりをしていた工具たちも

どんどんどんどん本来の姿を見せてくれた。

🛠

『ご主人様はね、

 良い作品が創りたいんだ。

 それはわかるんだ。

 でも、思い通りのものが

 作れないみたいで

 本当に何度も何度もやり直して。

 苦しそうだったんだ。

 その内、この椅子にも

 座らなくなってしまって・・・。

 僕らも寂しいんだ。

 僕らはご主人様が大好きなんだよ❗️』

🌸

『そっか、わかった❗️

 ちょっと待ってて❗️話してくる❗️』

そう言い、

部屋を出て本人に事情を話した。

●工具が寂しがってること

●納得のいく作品が作れず悩んでること

すると何も隠せないというような面持ちで

🧓

『そうなんだ!

 もう作るのを辞めようかと思ってる。

 向いてないと思う。

 それにそんなことを繰り返してて

 工具たちにも申し訳ない。

 そう思うんだよ。』

と言い出した。

作るからには完璧なものを作りたい。

その氣持ちは痛いほどわかるけど、

そこを常に強く求めてる。

だからこその作品も

できるのだけど諸刃の剣だ。

そして、工具一つ一つに対しても

物と言う扱い方ではなく、

大切に丁寧に物の氣持ちまで考えて

使っている愛の深さがそこにはあった。

その時、本物の作り手だと感じた。

人は常にその想いを求めてる。

そして工具もまた、

そんな想いがある主人だからこそ

そこに命が吹きかけられたんだ。

ピノキオが人間になったように。

あの話もお伽話ではないのかもしれない。

ただ、自分たちの枠の中だけで考え、

あり得ないお伽話しにしているだけで。

そして、

本人から話を聞いてる私が感じたことと

工具たちが心配してたことは同じだった。

なので、

🌸

「ちょっと待ってて❗️

 もっと工具と話してくる❗️」

そう言い、部屋に戻った。

🧓

「えっ⁉️工具と話すって❓

 えっ❓❓❓」

驚くのも無理はない。

物のリーディングは依頼されるか

必要がある時くらいしかしないので

そもそも物もリーディング

できるとは思っていない人も多い。

部屋に戻った私は工具たちに話しかけた。

🌸

『あなたたちのご主人様と話して來たよ。

 やはり落ち込んでるし、

 作るという氣もなくなってしまってた。

 それにあなたたちにも申し訳ないって

 思ってたよ。』

するといきなり工具の長老が出て來た。

🧙🏿‍♂️

『コホンッ』

一人の長老が前に出て來たら

他の工具たちは一斉に静かになった。

🧙🏿‍♂️

『わしがこの中で

 一番奴との時間が長いんじゃ。

 奴のことはわしが一番よく知っておる。

 なんせ20年近い付き合いじゃからな。

 だから言わせてもらう。

 おい、そこのわっぱ❗️

 わしの話を奴に伝えるんじゃ‼️

(わっぱってあなたより年齢上ですけど😅)

 何甘ったれたことを言っておる❗️

 失敗しようが納得いかなかろうが

 何が関係あるんじゃ‼️

 お主の満足感だけではないか。

 だとしたらお主が

 これ以上ない満足が行くまで

 わしらはどこまでも

 付き合うことを厭わない。

 自分に言い訳して

 逃げてるだけじゃないか❗️

 そんな奴に

 わしらはこの先付いて行かんぞ❗️

 作品とはな、

 お主一人で作ってるもんじゃないんだ❗️

 作品とは、人と物とエネルギーが

 一つと重なり奇跡を起こすんじゃよ。

 そこで初めて本物の

 「作品」というものができるのじゃ❗️

 あやつはまだ何もわかっとらん‼️

 わしらがどんな想いで

 あやつについて行っておるのか。

 奴はな、

 心の底から優しいやつなんじゃよ。

 心の底から物作りを愛しておる。

 自分に妥協せず、作り続ける姿を

 わしはいつでも全力で応援し、

 力となって來たのじゃ❗️

 何度もわしはあ奴に助けられた。

 何をいまさら戯言を言っておるんじゃ❗️

 そして奴に伝えろ。

 わしらはお前と共に生き、

 お前と共に死す。

 そして、お前の輝く姿が

 ここに居るすべての者たちは

 大好きでお前と共に遊んでるんじゃよ。

 わしらに悪いと言うならば、

 一番の罪はあ奴がこの椅子に座り

 わしらとの時間を過ごさぬことじゃ❗️

 作品の出來なんてその次じゃ‼️

 作品は

 あ奴一人で創ってる訳じゃない❗️

 一緒に作ってるんだ❗️

 何よりわしらがついておる❗️

 例え話せなくても、

 例えわしらが視えずとも

 わしらは常にお主と共にいて

 力となっておる。

 作品とは共同作業なんじゃ。

 お主の帰りを待っておる。

 そう伝えてはくれまいか、わっぱ。』

🌸

『わっぱ⁉️私のことだよね😅

 わかりました長老。

 伝えますね❣️』

🧙🏿‍♂️

『宜しく頼んじゃぞ❗️』

振り返り工具に戻って行った長老。

背中がとても小さく寂しそうだった。

本当に寂しかったんだと思う。

よく見ると所狭しと綺麗に整理されて

並べられている工具たちの中に

一つだけボロボロで普通なら

捨ててもおかしくないような工具があった。

きっとこの工具なんだね、長老。

大切に大切に扱われて來たんだね。

あなたは彼と共に生きる勇士✨

その背中、感謝と涙に溢れてる。

そんな背中だった。

長老が工具に戻った途端、

他の工具たちが口々に

🛠

『僕たちはご主人様と

 もっともっと遊びたいんだよ❗️

 僕たちはご主人様が大好きなんだよ‼️

 だからお願いだよ、

 ご主人様にこの椅子に

 戻って來て欲しいと伝えてよ。

 長老はいつ動かなくなるか

 わからないんだ。

 何度も何度もご主人様に助けられて、

 ご主人様も諦めずに長老を

 大切にして來たんだ。

 僕たちが見てるんだ。

 僕たちは物だよ。

 人間と会話はできない。

 人間の自由で捨てられたり壊されたり。

 それでも物としての感情があるんだよ❗️

 あんなにあんなに大切にされる姿を見て

 僕たちのことも大切にしてくれる。

 だから僕たちは

 ご主人様ともっと一緒にいたいんだ。

 もっと一緒に遊びたいんだよ。

 失敗してもうまくいかなくても

 それでも僕たちは

 ご主人様と一緒にいたい。

 それを僕たちからも伝えて欲しいんだ。

 いいかな❓』

🌸

『もちろんだよ❣️

 氣持ち伝わったよ😊

 ちゃんと伝えるからね❣️』

工具みんなが泣いていた。

みんな「大好きなんだ」と言いながら。

「遊びたいんだ」と言いながら。

もちろんそれを伝えた彼が

その日からまた命を吹き返したのは

言うまでもない✨

そして、そのお礼にと

作ってくれた作品を私は今でも

大切に大切に使い続けている☺️💕

あの時の工具たちの声を聞きながら・・・

物にも氣持ちがある。

大切にすればするほど

物たちには伝わっている。

例えその姿が見えなくても、

例え話せなくても。

話しかけてあげてね❣️

大切な子達には☺️

『ありがとう。』

『ごめんね。』

『大好きだよ💕』

そんな一言で物たちは

物としての幸せを受け取れるんだと思う。

忘れえぬリーディングの一つ。

そんなお話でした💓

長い文章最後まで読んでくれてありがとう。

あなたにも伝えたかった。

「#物にも心があるんだよ」

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ということ。

あなたの心に届きますように💕

愛と感謝と祈りを込めて

Succla☆🌸🍡☺️🍡🌸



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