そして、最終日。 私の役目がひと段落付き、終えた日だ。 あの夕陽を忘れることはない。 ホテルまで送って行ってくれた父親が 私にある質問を投げかけた。 『Succla☆さんの宗教は何ですか?』と そして私は直ぐに答えた。 『私は無宗教です。 私は、宗教を否定しません。 大切な悟りの入り口ともなるでしょう。 ですが、私は全ての宗教に共通する、 その先にあるたった一つのもの、 それが何より大切と考えているので 宗教には属しません』と。 『それは何ですか?』 と聞かれ直ぐに私は答えた。 『全ての宗教の先にあるもの。 " 愛 " 以外何かありますか? 私は全ての宗教の先にあるものが " 愛 " だと思っています』 と。 私がずっと大切にして來ているもの。 愛 感謝 祈り それが全てに共通した行き着く先だと。 その話しをし、 ふと運転席の彼を見たら横顔に涙が溢れ、 頭で考える言葉より 心の声が溢れ出していた。 私はそのまま顔をフロントガラスに 彼の話しを静かに聞いた。 『僕はね、神父になりたく無かった』 彼は 息子の背中に背負う十字架の話しをするまで 自分が神父だとは明かさなかった。 だからこそ、その言葉は衝撃でもあり、 でも、納得もできるその言葉が 口をついて出ていた。 『僕はね人と同じ仕事がしたかったんだ、 だけど子供の頃から 僕の人生は決められていた。 それが嫌で嫌で子どもにはさせたくない と思っていたのに、いつしか 代を継がせなければと言う考えに 変わっていた。 どんな状況下でもそのことを教え続けている。 だけど、息子の病氣が自分にも多くを 教えてくれてるのかもしれない。 そして、父もまた僕と同じくして 代を継いだ人だった。 祖父はとても厳しく強い人で 父は意見を言える環境では無かったんだ。 そしていつしか父も僕に、僕は息子に... 今回、様々なSuccla☆さんの話しを聞き、 そして宗教の先にあるものの答えを聞き、 ハッとさせられました。 僕自身が息子に対して、 人生に対して氣付かなければ ならなかったこと。 見て見ぬ振りしていたことも含め "親が言うことは絶対だ" と教えられて來たことが 子どもの未来の可能性をも 失くさせてしまっていたことも 自分が嫌だと想って生きていたことが いつしか《当たり前》になり そしてそれすらも当たり前に 強制していたことにも 氣付かされた氣がします。 本当にありがとうございました。』 そう言った。 人の氣付きは人生にとって とても意味があり、とても深い。 その氣付きのレベルは人それぞれ。 だけれども、 氣付けることから全ては始まる。 そのお役に立て、 視え無い世界でしか救えない 闇の住人の昇華も含め、 お役に立てれたことは 何より私も嬉しくて自然の涙に変わって行った。 そして、ホテルに着き、 『Succla☆さんそのままで居て下さいね☺️』 と。 車を降り、私のドアを開けてくれた。 そして、彼はすぐさま私の手を両手で取り 『Succla☆さん、明日に希望が見えました❗️ 息子のこと、僕のこと、家族のこと、 本当に本当にありがとうございました‼️』 と深々と頭を下げて泣きながら伝えてくれた。 その手の温もりの力強さや その手の温もりに込められた想いを しっかりと私は受け取った。 あれから約10年。 ハワイで見たあの日の夕焼けも あの車を降りた時のあの手の温もりと言葉も あれから私は忘れることなく今がある。 そして、これからも忘れることは無い 時間の宝物だ🎁✨ 『人生の中でどれだけ 時間の宝物をあなたは持ってますか?』 それがあなたの生き方と共鳴した時 忘れ得ぬ想い出と共にあなたの人生に 芯と強さと優しさ、乗り越える強さ そして生きる喜びを与えてくれる。 落ち込んでも、苦しくても 悲しくても それまでに歩み創り上げた 時間の宝石箱の輝きが あなたの人生を明るく照らしてくれる 自ら歩んだ人生が自らの光となり道標となる💫 あなたは今からそれを 生み出すことだって出來る あなたの人生がキラキラ輝き 人生最後の目を閉じる時 自分の人生は自分で昇華し 子孫には徳を残せる人生を残して 「あぁ、良い人生だった❗️天晴れ‼️」 と人生の通知簿を持って 肉体の卒業式を迎えられますように😊 またユダヤ人から教わった 人生の通知簿のお話しも どこかでさせて頂きますね☺️✨ あなたに沢山の愛と感謝と祈りが 運ばれ笑顔に包まれますように。 Everyday is New & Brigth! 2020年1月31日(金) Succla☆🌸🍡☺️🍡🌸
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